30代の男性へ一言アドバイスするなら?肌に関してこう聞かれたら、迷わずこう返します。
「ツケに気をつけろ」と。
30代を迎えると、肌は若いときのツケが出てくるようになります。
あなたがもし、「20代のとき色々ムチャしたなー」と思うようでしたら要注意です。
毎年の夏には海へ繰り出し、紫外線対策などするこもなく肌をこんがり焼いたり。誰の縛りのない一人暮らしをいいことに、暴飲暴食を繰り返し。
週末には夜な夜な友人と街へ繰り出し、朝帰りなんて当たり前。
このようなライフスタイルでは、当然、肌へ大きな負担をかけることになります。
その時は、まだまだ肌も若く、多少の負担ではスキントラブルを招くこともなかったかもしれません。
しかし、30代にもなれば話しは別です。
20代のころのような肌の活力は失われ、あらゆるトラブルが表面化しやすくなります。
悪いことに、若いときの乱れたライフスタイルや無茶によって肌へ与えられた負担は、そのためのスキンケアをしない限りリセットされることはありません。
特に紫外線。これによる負担は根強く、あなたの肌へ残ります。
最近、急にシミやシワが出始めてはいないでしょうか?
今からでもまだ間に合います。ツケを払うハメにならないよう注意し、ツケを回収できるスキンケアを実施しましょう。
男の紫外線ケア|小中高と屋外で部活動をした男性は特に必見
男性は日焼けを気に留めない人の割合が高く、UV対策は女性特有の関心事と理解している人がたくさんいます。
こうしたことから、最終的に肌の老いを進行させ、負担が大きくなる可能性があるのは、男性のほうになるとも指摘されています。
照射する紫外線量が多過ぎると、シミが発生しますが、中でも小学生・中学生からずっと屋外で部活動をやってきた男性の顔により多くのシミが見られます。
これは、肌が一度浴びた紫外線を記憶するという特性を持っており、長い期間をかけて溜まった紫外線が原因の一つであるとも考えられています。
男性のUV対策は、帽子やサングラスを着用するというファッションの一部として、使うことをお勧めします。
UVカット効果の高いサングラスや日差しを遮られるようなつばのある帽子を活用することで、より一層紫外線を防ぐことができるでしょう。
さらには、強力な日差しになるときは、日焼け止め専用クリームをつけてください。
とりわけ海や山などで遊ぶ場合や長い時間屋外で仕事をしたりスポーツをするときは、日焼け止めクリームは欠かせません。
この頃は、男性を対象とした日焼け止めクリームも出回っているので、気兼ねせずに買い求められるようになっています。
紫外線の分類やシチュエーションで自分の生活スタイルにマッチする日焼け止めクリームを探しましょう。
肌があらわになっている部位には、ムラなくクリームを塗ります。
手の甲や皮膚がんになりやすいとされている耳も念入りにつけるように心がけましょう。 及び、男性は特に汗をかきやすいため、耐水タイプのクリームを選ぶようにしましょう。
UV予防になることを過去にしっかり行っていなかったのであれば、今日から行えば良いでしょう。 意識してUV対策を行うことで、皮膚環境の破壊を食い止めることに繋がるのです。
30代の男性にならではの肌トラブル。それら解消方法とは?
30代だからこそのニキビ
若い頃はニキビが生じやすい思春期特有の体質であることから盛ん顔にできてしまうのですが、30代男性になると今度は大人ニキビが生じるようになります。
この大人ニキビとは若い頃の原因とは大きく異なり、ターンオーバーが乱れて毛穴つまりが多くなったり健康状態が優れないなど、いずれも加齢が間接的に影響を与えています。
30代男性で加齢と聞いてもまだ自分には関係がないと言われる方も多いのですが、二十歳を迎えて以降は下り坂をたどる一方であり、30代男性になると大人ニキビなどをはじめ様々なトラブルが生じてくるのです。
また食生活や生活スタイルなども若い頃と同様にしていると、その辺りも原因となり大人ニキビが生じることもありますので徐々にシフトする必要があります。
シワ・ほうれい線
肌は二十歳の頃にピークを迎えるのですが、それ以降はなだらかに落ち込んでいくことになります。
こうした変化は気がつきにくいもので、30代男性になってから顔にシワやほうれい線など目立つようになり、あわててケアを始めるという方も多くおります。
この30代男性にできてしまうシワはどういったところに原因があるのでしょうか。
シワが生じる原因としてもっとも大きいのは肌内部の水分量が低下したことが挙げられ、肌の弾力が失われて肌が落ち込みやすくなるという点に原因があるといえます。
若い頃と異なり30代男性は肌に含まれるコラーゲンの量が大きく減ってきますので、気をつけないと回復不可能なまでに深くシワが刻まれてしまう危険性があります。
フェイスラインの崩れ
顔の輪郭を意味するフェイスラインは、若さや美しさを感じさせる非常に重要な要素といえますが、30代男性になると徐々に崩れてきます。
これは単純に太ってきたということではなく、30代男性という年代が大きなポイントとなっており、肌の弾力が失われたことからたるみが生じているという点に原因があるのです。
肌は加齢と共に若い頃のような張りを保つことができず、そのことが原因で重力にあがなえずに下方向へと肌が引っ張られてしまい、フェイスラインもまた全体的に下方向に崩れていくのです。
また肌の張りが失われるのに相まって、脂肪が付いていた場合はそちらも原因として更なる重量感でフェイスラインが崩れることになりますので、こうした事態はぜひとも避けたいといえます。
シミ・くすみ
若い肌を表現すると透明感があるということがよく言われますが、加齢と共にこの透明感は失われて行き、30代男性になるとシミ・くすみなどが生じてきます。
なぜ30代男性になるとシミ・くすみが生じるのでしょうか、そもそもは肌内部にできたメラニン色素が排出されないことが原因なのですが、その原因を引き起こす要因というのが複数考えられます。
30代男性の場合は生活面でゆとりがなく、仕事に追われたりしっかり休養がとれないと肌の再生機能が低下することになります。
また運動不足や食事のバランスなどあまり深く考えず対策を取らない方も多いので、そうした事が肌の新陳代謝が鈍くなる原因となり、メラニン色素が沈着するシミ・くすみとして表れてくるのです。
30代・40代の男性は要注意!顔の血行の悪さが肌のくすみやシミに
乾燥肌やじっとり肌だけではなく、全体的に青白い顔色の人も少なくはありません。
顔の血行が悪くなったり、透明度が下がることで目の下のクマなどが目立つようになり、非常に不健康そうにみえてしまいます。
低血圧な人にこのような顔色の人が多いからといって、血圧が低いわけでも病気なわけでもないのに、そのような事を言われたり、そのような目で見られてしまっては損です。
しっかりと血行を良くして、健康的に見えるように工夫していきましょう。
とくに、年を重ねていくとこのように肌色が悪くなってしまう事が多いようです。
そのひとつの要因としては、表面の角質が代謝されずに残ってしまい、角質肥厚によって透明感や艶が失われるという事についてはすでに説明しました。
また、人間は大人になっていくとだんだん喜怒哀楽を表情に表す事が少なくなっていくため、表情筋や毛細血管の働きが衰えてこのように顔の血行が悪くなってしまうのです。
表情筋や血行の悪化は、見た目の年齢を著しく下げてしまう事になりますので、常に笑う事を意識し、顔のマッサージや表情筋のトレーニングをしていく事で、表情豊かな血行の良い顔色を維持していく事ができます。
どんなにスキンケアをしていても、この部分に関しては盲点の人が多いようで、なかなかマッサージや体操をする男性はいません。
男性は女性と比べても特に表情筋を動かす事が少ないため、顔にシワができづらい分、表情が硬くなったり、顔の皮膚が下に垂れていったりしやすいのです。
血行と表情筋を良くしていつまでも若々しくいたいところですね。
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